カール・グスタフ・ユングの人生の目的
カール・グスタフ・ユングの人生の目的
こどものころからなかなか眠れなかったこと、寝たら印象的な夢をよく見ていたのでどんな意味があるのだろうと確か中学時代に?購入した夢占いの本が、たまたまいまゆる“占い”的ではなくて、ユングのアーキタイプ(元型)、イメージ、象徴の分析がベースになってたことがきっかけで、ユングが大好きになりました。
その後は社会人になってから、ユングの本やユング派の河合隼雄さんの本を読み(理解できなくとも)漁っていた、ということです。
『集合的無意識』という言葉を知ったときには、本当に感動したことを覚えています。
そして、ユングがそのことを実感したときの東アフリカで風景を見るすがたはまるで自身の目で見るかのようにイメージでき、そして心が震えました。
わたしは芸術を志していたことがあったので、ユングが晩年、ひきこもるかのようにして曼荼羅を描いていたということも心惹かれた理由の一つになっています。
そんなわけで、 次はどなたのLife Purposeを書いてみようかと考えていて、最近また印象的な出来事が続く中、大好きなカール・グスタフ・ユングの人生の目的をLife purpose readingで見ていきたいと思います。
1875年7月26日出生時間不明 スイス 生
太陽星座はしし座。月星座はおうし座。
ユングは出生時間が不明なため、正午でチャートを作成しているが、先日のエドガー・ケイシーも、ユングも月がおうし座で、その差も2度と近くとても興味深い。
現実感・感覚を持ちながら(月が牡牛座)、潜在意識や精神世界、内緒の場所を示す12宮は蟹座で、蟹座の主星である月は10宮(=天職や社会的な仕事の領域)に流れている。
潜在意識や精神世界、深層心理、オカルトティックなことを社会に広めるようなイメージ。
出生前にすると決めてきたこと(先行日蝕=人生の種子のようなものと考えています。)
おひつじ座16° で9宮。
9宮のテーマ 専門分野の追求、学問、宗教などに関わっていくこと。
プロテスタントの牧師の家に生まれるが、ユングが見た夢のエピソードでもあるのだが、宗教を超越していくイメージそのもののようだ。おひつじ座で自身の考えやアイデアに対して忠実になっていくことも。
出生後にすると決めたこと(ASCまたは太陽を1宮としたときの主星=上記の種子のための土壌と考えています。)
出生時間が不明なため、太陽のある場所を見るが、これもまた偶然、エドガー・ケイシーと同じ獅子座である。(エドガー・ケイシーは出生時間がわかるためASC)
獅子座の主星は太陽で、太陽は2°で入ったばかりの場所だが1宮に流れていて、
自分自身が信じたことを追求していくことそのものが土壌になっている。
天職を表す10宮のカスプ、おうし座の主星は金星で、金星は12宮に流れている。やはり精神世界や心理分析といったことが天職になっている。
12宮(=潜在意識、オカルト、心霊現象、ほか)
金星は趣味嗜好や歓び、美意識なども表すことから、それは彼にとってとても歓びにあふれた仕事・作業であったろう。
12宮蟹座の主星の月はさきほど書いたとおり、10宮(=天職に関係している)に流れている。
前の過去生で比較的簡単な、初等教育レベル(ドラゴンテイル3宮)で学問や教育、知識を磨くことをしていた可能性があるが、そこでは中庸を貫きすぎたのか、もしくは我が強くなりすぎたのか(天秤座は極端なところがある)自分の意思を貫くことができなかったのかもしれない。
そのため、ユングとしての今世ではおひつじ座ドラゴンヘッド9宮で自分の意思を貫き、より専門的に特定のことを追求していくことが魂の向う方向となったのだろう。
転生間惑星滞在では、精神世界の追求、スケールをより大きく持つために、またシンボルや夢からメッセージを受け取るような、そして、深い共感力、超能力を得るための海王星での学びが強い。
また12宮の金星は、女性や美しさ美しいものからインスピレーションを得るようにも読めて、実際に女性の患者とのカウンセリングでさまざまな発見があったようなエピソードがある。
ざっと見ただけでも、ユングの人生はユングのホロスコープの中にあるのがわかります。
+++++
"Life purpose"、"人生の目的"を今現在の人生を選択してきたのだとしたら?
と考えたときにその理由のようなものが見えてくるようです。
自分自身の現状に選択は反映されているか?それとも極端に反映されていないのだとしたら?
自分自身の根本、心身体の中心にある根本的な理由に触れてみることで大きく変化していきます。